2019年5月23日木曜日
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バセドウ病と診断されるまで



バセドウ病と診断されるまで



私が不調に気付き始めたのは、26歳で長男を出産後しばらくして、初めての子育てと仕事の両立で不安やストレスを抱えていた頃でした。



しかし、忙しさで自分の体の不調に構ってられず、目まぐるしく毎日が過ぎ去って行きました。



とにかく一日一日気合で乗り切り、クタクタになりながら日々をこなし、気付くと数年が経っていました。



長男が5歳になった頃、身体的にも精神的にも限界がきてやっと病院へ行くことにしました。



私の体の不調は以下のような状態でした。

・怠い
・とにかくすぐに疲れる
・心臓が破裂しそうなドキドキ感
・動くと疲れるのに食欲が止まらない
・痩せて体力がない
・体温が高い


このような症状が出ていましたが、何科に行けばよいか分からず、始めは自律神経失調症かと思い、心療内科のある内科に診てもらうことにしました。



上記の症状を話すと自律神経失調症と診断され、それを改善する薬を処方されました。



ドグマチールとデパスという抗うつ剤です。



当時は抗うつ剤とは知らず、これを飲めば治ると信じて飲みました。



とりあえず2周間分処方され飲みましたが一向に良くならず、これは自律神経失調症じゃないなと判断し、インターネットで調べてみることにしました。



当時は今のようにスマホやPCがあたり前ではなかったので、ネットで得られる情報も今よりは少なかったですが、自分の症状で検索すると、
バセドウ病という病気が当てはまるのではないか
と思いました。



今度はバセドウ病で検索してみると、やはりどう考えても自分の症状はこの病気だと確信し、今度は地元で甲状腺疾患を専門にしている病院を探し受診することにしました。



医師に症状を話すと


「バセドウ病の症状が当てはまるので検査しましょう。」


すぐに採血することになりました。



バセドウ病かどうかは血液検査をすれば知ることができます。



結果は1週間以内に出ます。



しかし、専門医の先生は私を診るなりすぐに喉の腫れを指摘し、問診で 
甲状腺機能亢進症で間違いないでしょう
と言われました。



喉のエコーもしてもらい、腫れがどのくらいあるか見せてもらえました。
それほど巨大でもないけど、普通の人よりはやはり大きいみたいです。



言われて初めて喉がふっくらしていることに気が付きました。



1週間後、 
結果はやはりバセドウ病 
でした。



私は自分の診断が正しかったと分かり、病気が確定してしまったというのに、私は何故か安堵しました。



なんの病気か分からないのは本当に不安でした。



どこをどう治せば体が良くなるのか分からなかったので、やっと治療できる!という安心から病気確定なのに喜んでしまいました。



のちに甲状腺の病気は
完治する病気ではない
ことを知り、ちょっとショックでした。



初めに行った病院では一応内科でもあるのにバセドウ病を見破れず、自律神経失調症と誤診し、精神薬を飲まされていました。



あのまま治療を続けていたらと思うと怖いです。



医師や病院は信じることが前提で受診してしまいますが、全能ではないということを知りました。



今はインターネットで何でも調べられるし医師並の知識も得られます。
患者の方も医師任せにしてはいけないです



自分の体は自分が一番分かっているので、知識をしっかり身につけて分からない所は医師に質問できるように勉強した方が良いです。



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