2019年5月24日金曜日
バセドウ病と生きる バセドウ病の治療開始 | バセドウ病と生きる

バセドウ病の治療開始




バセドウ病の治療開始




バセドウ病であることが確定しすぐに治療を開始することになりました。




この時、医師にかけてもらった言葉が今でも忘れられません。




「今まで大変だったね、
 辛かったでしょう。

これからきちんと治療していけば体も楽になりますからね。」





本当に涙が出そうなくらい嬉しかったです。




誰にも理解されないと思っていたし、疲れやすいのは怠けているからだとか、体力がないだとか、もっと鍛えろとか運動しろとか...そんな風に言われたり思われたりしていたので本当に悲しかったです。



自分でも、すぐ疲れるのは努力が足りないからとか精神力が弱いからとか自分を責めていましたから。



先生は、


「仕事は辞めて治療に専念しなさい。」



と仰いましたが、さすがに仕事を辞めるわけにはいかず(辞めたら治療費払えないし!)仕事しながら治療開始しました。




バセドウ病の治療方法は



・薬
・摘出手術
・アイソトープ(放射線治療)



この時、私は薬による治療を始めることになりました。



メルカゾールという甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑える薬です。



まずは1日6錠飲み始めました。
2週間後に診察に来るよう言われました。



飲んですぐに効くのではなく、徐々にホルモン値が下がり、症状も治まってくる薬です。



私は飲み始めて3日くらい経つと、副作用で体が痒くなり始めました。



痒いのでムヒで対処していました。



それ以外の副作用は感じませんでした。




1週間...2週間が経つ頃、体の調子が少しずつ良くなっているのを実感しました。




2週間経ったので病院へ。




採血をして、また1週間以内に結果を聞きに行きました。




メルカゾールが良く効いているようです。
数値も少し正常に近づいています。
このまま薬は減らさず、もう2週間分同じように薬を処方されました。



体が痒いと言うと、かゆみ止めの飲み薬を処方しておきますと言われましたが、ムヒでも問題ないようなのでもらいませんでした。



薬を飲み続け1ヶ月もすると、
どんどん不調は消えていき心も体も軽くなり、健康ってこんなに幸せなんだ!
と改めて感じました。



2ヶ月目には薬の量が1日4錠に減り、半年も経つとホルモンは正常値になっていました。 



副作用の痒みもなくなりました。



治療開始して1年が経つ頃には、薬は1日2錠になり、すっかり体調も良くなって調子にのった私は、 
治ったと甘くみて通院を勝手にやめてしまった
のです。




再発するとは知らずに・・・



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バセドウ病の再発 

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