2019年5月29日水曜日
バセドウ病と生きる 私がなぜ手術やアイソトープを決断しないのか。 | バセドウ病と生きる

私がなぜ手術やアイソトープを決断しないのか。


では、

どういう場合手術やアイソトープが適しているのでしょうか。

手術
・薬での数値の改善が見られない
・薬の副作用が強く出る
・甲状腺に腫瘍がある
・薬では手に負えない程肥大している
・他の慢性疾患がある
・妊娠している人
・アイソトープ治療効果がなかった人



アイソトープ
・薬での治療や手術を望まない
・薬でのコントロールが困難
・薬の副作用が出る
・他の慢性疾患がある




私は幸いなことに薬の副作用もなく、今は数値も安定しています。
なので無理に手術やアイソトープをしなくても薬を飲み続ければ甲状腺は正常値を保っていられます。


薬でのコントロールがうまく行ってない時や、再発を何度も繰り返したりして一時アイソトープを受けようか悩みました。


でも、そもそも何故私がバセドウ病になってしまったのか?を考えました。


振り返ると私の過去は幼少期から発病するまで強いストレスの中にいました。


バセドウ病になるのは必然だったような気がします。


自己抑制、自己否定、自責の念...とにかく自分を責めて責めて責める悪いのは全部自分のせいだと思っていました。


というより、これはきっと洗脳されていたと言ったほうがいいかもしれません。


病気してやっと洗脳が溶けた気がします。


洗脳していたのは、両親が離婚し育ての親だった祖母がとても厳しい人間だったのです。


毎日体罰当たり前、暴言、貧困、宗教の強制


子供の頃はとにかく我慢我慢我慢...

怒られるのはお前が悪いからだ!

叩かれるのはお前が悪いからだ!

母親が私と一緒にいないのは私が悪い子だから


大人になってもその思考は変わりません。


他人と仲良くなれないのも、子育てがうまくいかないのも、家事をこなせないのも、仕事がうまくいかないのも何もかもが自分のせいだと責めるのです。


バセドウ病は自己免疫疾患といわれています。


自己免疫疾患とは、免疫は本来体内の異物を排除し生体を守る働きをする役割をするのだけれど、何らかの原因で自己を非自己として認識し攻撃をしてしまう免疫異常です。


自分自身を攻撃してしまう...まさに自分がしていることを細胞達までも同じように自己攻撃していたのです。

心と体は繋がっているのです。

自分を責め自分を傷付けてきたのだから、当然の結果でしょう。

私はバセドウ病になってやっと自分を責めていたことに気が付きました。

自分を責めることが当然だと思っていたから気が付かなかったのです。

私はバセドウ病以外にも子宮内膜症も患っているのですが、こちらも自己免疫疾患が原因とも言われている病症です。

あちこちで自分を責めてきたツケが回ってきています。

しかし私は子宮内膜症でも手術を望みませんでした。

こちらも今は薬で寛解しています。

なぜ私が手術(臓器摘出)をしないのか(悪性腫瘍なら手術します)

それは私の体は何も悪くないからです。

腫瘍なら手術するのは、腫瘍はデキモノですが、狂ったのはホルモンの暴走だからです。

患部を取ってもまた他の場所で狂い始めます

自分の性格、性質、考え方を変えなければ、他の場所を探し新たに病気になります。代償をみつけて攻撃します。

自己免疫疾患で発病する病気になる人は自己否定、自分を責める人が多いのではないでしょうか。

バセドウ病は私に自分を責めるのは止めて、許して、もっと愛してあげなさいという気付きを身をもって教えてくれたのではないかと考えています。

病気になるのは、自分を愛せていないというバロメーターです。

それを悪いからといって切り捨てるなんて出来ません。

ある方がガンは我慢、頑固、頑張りすぎでなると言っていました。

ガマン、ガンコ、ガンバりすぎ...全部ガンがつきますね。

本当に病は気から生まれるのです。
手術をするのは最後の最後でいいと思ったのです。
薬が効くのであれば手術して取る必要はないというのが私の結論です。


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