2019年5月31日金曜日
バセドウ病と生きる 花粉症でバセドウ病が悪化する | バセドウ病と生きる

花粉症でバセドウ病が悪化する


バセドウ患者のみなさん、花粉症ですか?

私は子供の頃から酷い花粉症で毎年鼻グシュグシュ、目はカユカユです。

鼻からは滝のように鼻水が出て、鼻にティッシュを詰めてマスクしてます。

それでもティッシュを伝って垂れてきたり。

1日にティッシュ1箱使い切ることも...

本当に辛いです(涙)

ところが今年、 何故か症状がかなり軽いのです!

今年は花粉が少ないのでは?と思いましたが、例年より多いというではありませんか!

もしかして、改善されてきてる?でも何で?

先月、バセドウ病の定期検診に行きました。

血液検査をして、甲状腺の数値を確認しました。

今回、すべて数値は標準値以内に収まっていました。

普段も体感的にバセドウの苦しさを感じることもなく順調に安定しています。

そしてこの時、先生に


先生「花粉症はお持ちでしたっけ?」


「はい、酷い花粉症持ちです。でも今年は花粉が少ないのかあまり辛くないです。」


先生「そうですか?今年は花粉多いと聞いてますよ?この頃になると甲状腺が悪化する方が増えるんですよ。」


「え?そうなんですか?花粉症が落ち着いてるからバセドウも安定してるのですか?それとも、バセドウが落ち着いてるから花粉症が落ち着いてるのですか?」


先生アレルギーが甲状腺と関わりがあることが知られているので、影響しあっているのでしょうね。」



というお話をされました。

家に帰ってネットで甲状腺と花粉症について調べてみると、あるクリニックの先生がこのように書かれていました。

花粉症などのアレルギーの病気で起こっている免疫反応は、バセドウ病の自己免疫反応と似ているため、花粉症にかかるとバセドウ病の症状が悪化することがあります。
ちなみに、橋本病の自己免疫反応は花粉症の免疫反応とやや異なるため、それ程影響は受けないようです。

参考サイト↓
甲状腺専門の岡本甲状腺クリニック


なるほど・・・

私なりに解釈してみると、今は体がとても良い状態になっていて、バランスがとれている

会社も辞め数年間、無理をしない負担にならない生活が出来ていたからかもしれません。

そのため、ストレスが減り、治療が安定し、身と心のバランスが取れるようになり、やっと本来の自分になれたからだと思います。


すると、自己攻撃をしなくなり免疫も正常化し、自己に不要な攻撃をしなくなって、アレルギー症状も落ち着き、甲状腺の数値も整い少量の薬で抑えることが出来ている。


心の不調が病気を招いているのは明らかで、病気はウィルスの病気でない限り、ふっと湧いて出て来るものじゃないと思います。


やはり心とカラダは繋がっていて、バランスを崩した時、自分を守ろうと免疫が無駄に頑張ってしまうのが仇になり病気になった。
見境なく自分までも攻撃してしまう。


バセドウ病は遺伝の確率が高いようですが、そもそも遺伝によって発病する場合、性格や考え方が似てる、ストレスに弱いなど親と共通する思考や境遇にいたら発病し易いと思います。


しかし、バセドウ病遺伝子を持っていても必ず発病するわけではないし、一卵性の双子でも二人とも発症する確率は2〜3割だそうなので後天的要因が発病のトリガーとなるのではないでしょうか。


話はそれてしまいましたが、バセドウ病持ちの花粉症の方は、この季節は悪化する傾向があるので、アレルギーを抑える薬を飲むと甲状腺の悪化も抑えられるようなので、耳鼻科もきちんと受診した方が良いかもしれません。


次の投稿
サッカー日本代表、本田圭佑選手とバセドウ病

   ↓参考になりましたらポチ♪お願いします↓
にほんブログ村 病気ブログ バセドウ病へ