バセドウ病は手術しても完治するものではなく、低下症を目的として切除するので、低下症の症状が出れば今度は低下症の症状に悩まされます。
低下症は亢進症の逆の症状になります。
亢進症(バセドウ病)の状態よりはマシだ(コントロールしやすい)と言われていますが、辛いと思います。
バセドウ病を患いながらスポーツをすることがどんなに大変で危険なことか。
はっきり言って普通のバセドウ病患者なら、本田選手のやってることをしたら死んでるはずです。
手術したからもう大丈夫ってわけではなく、甲状腺を取ったなら今度は低下症になるので薬を飲みながらだと思います。
手術をしたのは4年前の2014年頃といわれていますが、手術前は相当体がきつかったはずです。
それなのにあの精神力なのか忍耐力なのか、世界相手にスポーツをするなんて尋常な人間のなせることではないと思います。
本当に信じられません!
私はバセドウ病で薬を飲んで数値が落ち着いていたとしても、無理をして体を動かすと、正常でいた時と比べてもやはりしんどいです。
スポーツなんてもってのほかって感じです。
バセドウ病は普段から走ってる状態と同じく心拍数が以上に早く心臓に負担をかけているのです。
そんな状態で更に走るなんて自殺行為と同じなんです。
あと、本田選手の眼球突出についてですが、私も軽い眼球突出があります。
私の場合は右目が上瞼の突出が強く、左目は目の下が膨らむのが目立ちます。
いろんな記事やメディアで本田選手の眼球について中傷するのを目にしました。
同じ病気を患ってる者からすれば、本当に言われたくないことを平気で書いている人がいて腹が立ちます。
眼球突出は、目の圧迫感、疲労感、頭痛などの弊害があります。目が疲れると体全身がぐったりします。
この眼球突出は本当に厄介なんです!
見え方もおかしくなり、物が何重にも重なって見えたりする複視という状態になります。
手術するにもバセドウ病の眼球突出の手術は専門的で難しく、日本には手術できる医師もごく限られているようで、簡単に手術できないのです。
見た目的にも、以前の自分と変わった顔貌に悲しくなります。
レーシックの失敗だなんて噂されていますが、スポーツ選手にとって視力は大切なので、バセドウ病眼症による視力低下などがあった場合はレーシック受けることもあるかもしれません。
それにしても、病気を患いながら世界で戦う本田選手には本当に勇気付けられます。
もし本田選手がバセドウ病を患ってなかったら、選手としてどこまでいったのか計り知れません。
マネはできないですが、家事をするだけで疲れた〜と言ってる自分に、カツを入れ家事がんばってます。
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